没頭できること
子供が通っていた公立幼稚園の園長先生がおっしゃっていました。
何時間でも夢中で取り組めるのは、この時期の子供で、それはとても大事なことだと。
遊びにしろ何にしろ、夢中になって没頭できるって、たしかにすごいです。
この体験が、ゆくゆくは研究や専門、職人などにつながっていくと。
本当にそう思います。
大人で、1つのことに没頭して、精進していくのはなかなか難しい。
研究者の方は、自分の突き詰めたいことが仕事になっている。
職人さんも、専門家の方も、自分のやりたい分野が仕事になっていると思う。
私は、難なく受験を通り抜け、ほんとにこれといったやりたいことだったのか、と疑問に思うことがあります。
一応、好きでなった職業で。子供が生まれるまで楽しかったのになぁ。
でも、時々、あれもやってみたかった、これもやってみたかったと浮気な気持ちが出てきていたことも事実。
結局、没頭できない性分なのかと思ったら、それはちょっと寂しい気もします。
仕事でも趣味でもなんでも、没頭できることがあるなら、それは、幸せなことですね。